SBI証券で、2020年から子どものジュニアNISA口座を開設し、運用しています。
最初の入金方法や、投資信託の買い方の手順、間違えやすいと感じたところを、画像付きで解説しています。
【ブログ筆者の投資歴】
2016/6~ 企業型確定拠出年金
2020/4~ つみたてNISA(楽天証券)
2020/6~ ジュニアNISA(楽天証券・SBI証券)
2020/5~ 株式投資(LINE証券)
子どもは3人(5歳、3歳、0歳)で、上2人が楽天証券、末っ子がSBI証券でそれぞれジュニアNISAを運用しています。
楽天証券と比べると、SBI証券の方がジュニアNISAを運用するのに向いています。
「楽天証券」と「SBI証券」で迷われている場合は、「SBI証券」をおすすめします。
まだ証券口座をお持ちでない方は、こちらから開設できます。
最短5分で入力完了!
そんなわけで本記事では、SBI証券でジュニアNISAを運用するための「入金から買い方まで」を解説していきます。
「SBI証券」でジュニアNISAをはじめるのに必要なもの2つ
「SBI証券」でジュニアNISAを開始するのに必要なものは、この2つです。
- 「銀行」口座(子ども名義)
- 「SBI証券」口座(親名義と子ども名義)
それぞれ解説していきます。
「銀行」口座(子ども名義)
SBI証券に入金するには、子ども名義の「銀行」口座が必要です。
子ども名義の「銀行」口座を持っていない場合は、開設する必要があります。
どこの銀行でも大丈夫です。
ただ、「住信SBIネット銀行」は、15歳以上でないと銀行口座は作ることができません。
子ども名義の「SBI証券」口座は開設できますが、
「住信SBIネット銀行」口座は、15歳以上でないと開設できません。
我が家の0歳は、印鑑のいらないネット銀行の「楽天銀行」で開設しました。
ときどき1,000円分のポイントがもらえるキャンペーンをしているので、作る場合は楽天銀行をチェックしてみてください。
5歳・3歳は、生まれたとき「ゆうちょ銀行」でそれぞれ銀行口座を開設しました。
それぞれに印鑑を作りましたが、管理の手間が増えます。楽天銀行にしておけばよかったと後悔しています。
「SBI証券」口座(親名義と子ども名義)
子ども名義の口座を作るには、親の「SBI証券の口座」が必要です。
父親か母親、どちらかでOKです。
両親どちらも「SBI証券」口座を持っていない場合は、まずどちらかの親の証券口座を開設してからでないと、子ども用の証券口座は開設できません。
最短5分で入力完了!
簡単に開けるので、まずは開設してしまいましょう。
親と子どもの証券口座がそれぞれ必要ですが、同じメールアドレスでは申し込めません。
子ども用のメールアドレスを用意する必要があります。
Gmailの「エイリアス設定」というものを利用したら、新しくアカウントを作らなくても無料で簡単にメールアドレスを作ることができます。
1つのGmailアドレスから複数のメアド(エイリアス)を作成する方法
こちらのサイトが参考になります。
「SBI証券」でのジュニアNISAの購入手順
子どもの「SBI証券」口座と、「銀行」口座が準備できたら、「SBI証券」口座に入金していきます。
- 「銀行」口座から「SBI証券」口座に入金
- 「ジュニアNISA」枠で投資信託を買う
という流れです。
それぞれ解説していきます。
「銀行」口座から「SBI証券」口座に入金
子ども名義の「銀行」口座から「SBI証券」口座に入金します。
開設したての「SBI証券」の画面です。
口座状況は0円になっています。
赤枠の「入金」をクリックします。
お子様の「銀行」を選択します。
選択すると、上の画像のように「本人名義でお振込ください」という注意がでます。
子ども名義の銀行口座がないと、ここから先へは進めません。
「上記に同意し、振込指示確認画面へ進む」をクリックします。
銀行のサイトに飛ぶようになっているので、各銀行サイトの表示される手順に従って、「銀行」口座から「SBI証券」口座に入金します。
入金が完了すると、赤枠のように入金金額が反映されます。
入金直後に反映されるので安心です。
「ジュニアNISA」で商品を購入
ここからはSBI証券で「ジュニアNISA」で「投資信託を購入する」手順を説明します。
末っ子の商品は、「投資信託」の「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」にしました。
我が家は夫以外、全員この商品にしています。
では、手順を画像付きで説明していきます。
上の方にある青い横長のバーの中にある、「投信」のタブをクリックします。
次に、検索ボックスでファンド名を検索します。買いたいファンド名が表示されたら、ファンド名をクリックします。
クリックした商品の詳細が表示されます。
赤枠の、「積立買付」をクリックします。
口座は、「ジュニアNISA口座」、預かり区分は「ジュニアNISA口座ーNISA預り」を選択します。
「ジュニアNISA口座ー特定預り/一般預り」にすると、税金がかかってジュニアNISAの非課税のメリットがなくなるので注意してください。
「積立コース選択」は、私は毎月にしています。
「積立コース選択」は「毎日」「毎週」「毎月」「複数日」「隔月」から選べます。分散して投資することでリスクを減らすので、「毎日」もいいかなと思い調べたところ、「毎月」でも「毎日」でも利回りはほぼ変わらないというデータがあるそうです。なので私は毎月を選択しています。
赤枠の「積立金額」は、年内でジュニアNISAの上限80万円以内になるよう計算してください。「申込設定日」は、好きな日にちを設定してください。
「NISA枠りぎりぎ注文設定」は、よくわからない方は「する」を選択してください。年間80万円の上限を超えそうになったら自動で積立金額を下げてくれる機能です。間違えてジュニアNISAの上限以上に設定してしまった場合、この機能を「しない」にしておくと、損する可能性があるので、私は「する」を選択しています。
「課税枠シフト注文設定」は、よくわからない方は「しない」を選択してください。NISA枠を超えた積立金額を設定していたら、自動的に課税される枠(税金がかかる枠)で投資信託を買う機能です。私はジュニアNISA枠以上に投資しないので、「しない」を選択しています。
ボーナス月コースは、ボーナスの月だけ高い金額を投資できる機能です。私は計算がややこしくなるので、設定しないにしています。
取引パスワードを入れて、「設定確認画面へ」をクリックします。
設定が間違っていないか最終確認をして「設定」をクリックしてください。
これで「ジュニアNISA」の設定はすべて完了です。
1回設定してしまえば、残金管理だけしておけばあとは放置してOKです。
ただ、残金管理が少しクセモノです。
年間110万円以上の親から子どもへの金額の移動は相続税がかかってくる可能性があるので、子どもの口座に1年間に110万円以上入金するのはおすすめしません。次の章で、私の残金管理方法について説明します。
利益確認、残金のウォッチ方法
ジュニアNISAをやっていて、一番面倒なのが残金管理です。
私はジュニアNISA1が楽天証券で2口座、SBI証券で1口座、つみたてNISAが楽天証券で2口座あるので、管理が煩雑になります。
楽天証券のつみたてNISAはマネーブリッジができるのでほったらかせますが、ジュニアNISAはマネーブリッジができないので、いつの間にか残金不足で積み立てできなかった、ということが起きます。
そこで2021年3月から、「マネーフォワードME」というアプリを使い始めました。
このアプリは、ベストセラー「お金の大学」の著者で有名な、両学長のYouTubeで存在を知りました。
マネーフォワードMEは、口座情報を一括管理できます。黒く隠しているところは家族の名前です。
確認したい口座をクリックすると、以下のように今口座にどれくらい残金があるか、利回りはどれくらいかが一目瞭然です。
現金(預かり金)は、あといくらジュニアNISAを購入できるかという金額が表示されています。50万円積み立てが終わったら、入金しないと積み立てがストップするという意味です。例えば月60,000円積み立てていたら、8ヶ月後にジュニアNISAの積み立てができなくなるという意味です。
投資信託の青字の金額は、開始から直近まで、357,862円の利益が出ていて、利回りが27.53%という意味です。投資信託の利回りは年利目標値が3〜5%と言われているので、今コロナ後の影響で、かなり高い利回りで運用できているということです。
こういう、一番知りたい情報は、SBIの公式サイトで見ようと思っても情報が多すぎてなかなか辿り着けません。
マネーフォワードMEは無料アプリなので、一度試してみて自分にあうか判断してみてるのがいいかもしれません。
資産管理アプリ利用率No.1
「マネーフォワードME」は、こちらの記事で細かく解説していますので、よろしければご覧ください。
ジュニアNISAの面倒な入金管理は「マネーフォワードME」が超ラク!
ジュニアNISAは「SBI証券」と「楽天証券」どっちがおすすめ?
ジュニアNISAを「SBI証券」と「楽天証券」でそれぞれ設定した結果、「SBI証券」のほうが使いやすかったです。
上2人(5歳・3歳)の「ジュニアNISA」は、楽天証券で設定しました。
楽天証券の設定手順は以下の記事です。
SBI証券でジュニアNISAを始めたほうがいい理由を解説します。
「SBI証券」のほうが入金が簡単
これが最大の理由です。
「SBI証券」は、「銀行」から「SBI証券」口座に入金するだけで「ジュニアNISA」が買えます。
「楽天証券」は、「銀行」から「楽天証券」口座に入金した後、「ジュニアNISA」口座に振替入金してからでないと「ジュニアNISA」が買えません。これはとても面倒です。
「SBI証券」のほうが管理画面がわかりやすい
SBI証券は管理画面がわかりやすく、スマホにも対応しています。楽天証券はスマホ非対応で、管理画面がわかりにくいです。「ジュニアNISA」自体が2023年に終了するサービスなので、楽天はジュニアNISAに予算をかけないことにしたのだろうなと感じます。
「SBI証券」は外国株式が買える
SBI証券でジュニアNISAをすると、投資信託だけでなく外国株式も購入できます。
楽天証券でのジュニアNISAは、外国株式は買えません。
ジュニアNISAは途中で証券会社を変更することができないので、途中から外国株式もやってみたい、と思ったときに選択肢が減ってしまいます。
まとめ
ジュニアNISAを始めるか迷っている方は、「SBI証券」で開始することをおすすめします。
親の私が「楽天証券」でつみたてNISAをしていても、わざわざ「SBI証券」で「ジュニアNISA」を初めた理由は、「ジュニアNISA」口座への入金ステップがいらないということに尽きます。
ジュニアNISAは2023年で廃止されるため、年が変わると、投資できる枠が80万円減ることになります。
非課税枠を少しでも多く使うために、先延ばしにせずジュニアNISAを始めることをおすすめします。
最短5分で入力完了!