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【楽天証券でジュニアNISA】入金から商品購入までの手順!

こども3人のジュニアNISAを運用している母、キリエ(kirie2711)です。
こどもは6歳、4歳、1歳です。

この記事の信頼性

【ブログ筆者の投資歴】
2016/6~ 企業型確定拠出年金
2020/4~ つみたてNISA(楽天証券)
2020/6~ ジュニアNISA楽天証券・SBI証券)
2020/5~ 株式投資(LINE証券)

楽天証券で、2020年から子どものジュニアNISAをはじめました。
最初の入金方法や、投資信託の買い方の手順、間違えやすいと感じたところを、画像付きで解説しています。

この記事で分かること

楽天証券で「ジュニアNISA」をはじめるのに必要なもの
楽天証券での「ジュニアNISA」の設定方法(入金や買い方)

子どもは3人(5歳、3歳、0歳)で、上2人が楽天証券、末っ子がSBI証券でそれぞれジュニアNISAを運用しています。

そんなわけで本記事では、楽天証券でジュニアNISAを運用するための「入金から買い方まで」を解説していきます。

「楽天証券」でジュニアNISAをはじめるのに必要なもの2つ

「楽天証券」でジュニアNISAを開始するのに必要なものは、この2つです。

  • 「楽天証券」口座(親名義と子名義)
  • 「銀行」口座(子名義)

「楽天証券」口座(親名義と子名義)

まず、子ども用の楽天証券の口座が必要です。
簡単に開設できるので、申し込みましょう。

【楽天公式】楽天証券ジュニアNISA開設

間違えやすいポイント

親の「楽天証券の口座」が必要なのでご注意ください。
父親か母親、どちらかでOKです。

「銀行」口座(子名義)

楽天証券に入金するには、子名義の銀行口座が必要です。
我が家は子どもが生まれたときにそれぞれゆうちょ銀行を作っていたので、ゆうちょ銀行口座を使用しました。
お子様の銀行口座を持っていない場合は、銀行口座を開設する必要があります。

2020年11月から、楽天証券は親の楽天銀行口座からも入金できるようになりました。ただ、親の口座から入金した場合、贈与扱いになります。年間110万円以上の入金には贈与税がかかる場合があるので、念のため私はこどもの口座から入金しています。

ジュニアNISAはマネーブリッジが使えないので、どこの銀行でもいいと思います。使い勝手がいいのは楽天銀行です。

「楽天証券」でのジュニアNISAの購入手順

子どもの「楽天証券」口座と「銀行」口座が準備できたら、「楽天証券」口座に入金していきます。

「つみたてNISA」は

  1. 「銀行」から「楽天証券」に入金
  2. 「つみたてNISA」枠で投資信託を買う

でOKですが、

「ジュニアNISA」は

  1. 「銀行」口座から「楽天証券」口座に入金
  2. 「楽天証券」口座に入金したお金を「ジュニアNISA」口座に振り替える
  3. 「ジュニアNISA」枠で投資信託を買う

と、工程が一つ多いです。

②の「楽天証券」口座に入金したお金を「ジュニアNISA」口座に振り替えるという手間が、楽天証券でジュニアNISAをするときのマイナスポイントです。SBI証券ではこのステップが不要なので、楽天証券より簡単にジュニアNISAを実施することができます。

①「銀行」口座から「楽天証券」口座に入金

まず子ども名義の「銀行」口座から「楽天証券」口座に入金します。

ちなみに、これが未成年の「楽天証券」の画面です。

赤枠①「未成年総合」をクリックすると、通常の「楽天証券」と同じ、サイトのトップが表示されます。ここで、「銀行」口座から「楽天証券」口座に入金を行います。

では、赤枠①の「未成年総合」で、「銀行」口座から「楽天証券」口座に入金します。

「未成年総合」の「入出金・振替」タブから「入金」を選択(下の画像の①)して、銀行を選びます。

私はゆうちょ口座を選択しました。
ゆうちょは振込手数料はかかりません。

ゆうちょの場合、「振込手続きへ」をクリックすると、
「ゆうちょダイレクト」に遷移します。
指示に従って「ゆうちょダイレクト」から「楽天証券」口座に入金します。

②「楽天証券」口座に入金したお金を、「ジュニアNISA」口座に振り替える

次に「楽天証券」口座から「ジュニアNISA」口座に振り替えます。

「銀行」口座

「楽天証券」口座

「楽天証券」口座内の「ジュニアNISA」口座

というお金の流れになります。

以下、
「楽天証券」口座内の「ジュニアNISA」口座への振替の手順です。

「未成年総合」の「入出金・振替」タブから「ジュニアNISA口座振替」(下の画像の赤枠②)を選択します。

「振替金額」を入れて「確認」をクリック。

赤字の「チェックボタン」にチェックを入れ、「取引暗証番号」を入力し、「振替」をクリック。これで「ジュニアNISA」口座への振替が完了します。

通常の楽天証券は、楽天証券に入金したらそのまま「つみたてNISA」で購入できますが、
未成年用楽天証券は、楽天証券に入金したあと「ジュニアNISA」口座に振替しないと、「ジュニアNISA」で購入できません。

③「ジュニアNISA」で商品を購入

ここまできてやっと商品が購入できます。

青枠②「ジュニアNISA」をクリックすると、「ジュニアNISA」専用の画面になります。

商品は、「投資信託」か「株」かを選べます。
我が家は「投資信託」のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を購入しましたので、ここからは「ジュニアNISA」で「投資信託を購入する」手順を説明します。

「投資信託を注文する」をクリック。

ファンド名を検索し、買いたいファンド名をクリックします。

クリックした商品の詳細が表示されます。

赤枠の「ジュニアNISAで積立」を選択します。

緑の「積立注文」をクリックしないように注意してください。
私は誤って「積立注文」で注文してしまいました。楽天証券口座の残金不足で購入できなかったので購入はキャンセルされたので助かりました。

金額、積立指定日を記載して、申し込みます。

分配金コースは「再投資型」にすることをおすすめします。

区分は「NISA(非課税)」を選択しないと、課税されてしまうので注意してください。

これで、毎月4日に10万円を自動的に積み立てる設定が完了しました。

「ジュニアNISA」の運用実績

購入5日後の利益

購入直後は、資産合計が反映されません。

約定日を過ぎてからしばらくして、投資信託の合計の部分に数値が表示されます。

この表の見方は、下の一覧の通りです。

  • 「ジュニアNISA口座の資産合計」は、今ジュニアNISAで購入している額と、「ジュニアNISA」口座に入金している額の合計
  • 「投資信託の合計」は、今ジュニアNISAで購入している合計額
  • 「現金」と「買い付け可能な金額」は、「ジュニアNISA」口座に入金している合計額
  • 「NISA買い付け可能枠」は、年内に購入できる金額(年間上限80万円で、この時10万円購入しているので、残り70万円)

2020年6月9日現在はコロナ後のバブルのため、10万円投資して数日で2,974円の利益がでました。

注文内容の詳細は、「投資信託を注文する」の「注文」から「注文照会・取消」というところから見ることができます。

「ジュニアNISA」はどれくらい利益がでるの?

子どもの教育資金を貯めるために、「学資保険」や「ジュニアNISA」を検討している方は、
「ジュニアNISA」がおすすめです。

学資保険は、第1子が生まれた2015年、私も加入しました。
当時は学資保険の利率がよく、申し込んだ金額より確実に増えて返ってくる商品がありました。

第2子のときに学資保険の利率を調べたら、元本割れする商品ばかりになっていました。
そこで、ジュニアNISAを検討するようになりました。

私が購入したeMAXIS Slim米国株式(S&P500)であれば、利回りは3~4%と言われています。

金融庁のNISAシミュレーションを使って、4年後いくらになるかを算出してみました。利回りは仮に3.5%としています。

4年間、ジュニアNISAを満額(80万円)購入し続けると、合計320万円支払います。
80万円(6.666万円/月)×4年=320万円

320万円投資して、4年後に342万円になるシミュレーション結果となりました。
私はこの結果を見て、学資保険には加入せず、ジュニアNISAを選びました。

追記:購入一年3ヶ月後の利益

2020年6月からジュニアNISAを開始し、2021年9月現在の利益を確認すると、357,8621円の利益でした。

130万円投資して、1年3ヶ月でおよそ35万円の利益が出たことになります。

コロナ禍で、ジュニアNISAを開始してからずっと右肩上がりでした。利回りは27%と、驚異的な数値です。

ただ、今後下がったとしても、投資信託はドルコスト平均法なので、安い値段で投資信託を買えることになります。一喜一憂せず、淡々とつみたてて行きます。

利益確認、残金のウォッチ方法

ジュニアNISAをやっていて、一番面倒なのが残金管理です。

私はジュニアNISA1が楽天証券で2口座、SBI証券で1口座、つみたてNISAが楽天証券で2口座あるのですが、全ての口座にログインして残金をチェックするのが本当に面倒でした。

楽天のつみたてNISAはマネーブリッジができるのでほったらかせますが、ジュニアNISAはいつの間にか残金不足で積み立てできなかった、ということが起きます。私も何度も残金不足になり、年間の積み立て金額を変更して設定し直して、という面倒な作業をしました。

そこで2021年3月から、「マネーフォワードME」というアプリを使い始めました。

両学長の動画で存在を知りました。

マネーフォワードMEは、口座情報を登録したら一括管理できます。黒く隠しているところは家族の名前です。

確認したい口座をクリックすると、以下のように今口座にどれくらい残金があるか、利回りはどれくらいかが一目瞭然です。

これは、50万円積み立てが終わったら、入金しないと積み立てがストップするという意味で、積み立て開始から直近まで、357,862円の利益が出ているということです。

これはほんの一部の機能で、他にも便利な機能がたくさんあります。無料アプリなので、ジュニアNISAをやっていたり、複数の証券口座を持っている方は試してみる価値があると思います。

私は住宅ローンをペアローンでやっているので、そちらの管理にもとても役立っています。便利すぎて有料会員になってしまいましたが、無料でも十分便利なアプリです。

「マネーフォワードME」は、こちらの記事で細かく解説していますので、よろしければご覧ください。
ジュニアNISAの面倒な入金管理は「マネーフォワードME」が超ラク!

まとめ

2023年で終了するためか、楽天証券のサイトで「ジュニアNISA」を設定するのは少し複雑でした。

「ジュニアNISA」はスマホページがなく、PCサイトに誘導されます。

第一子、第二子は楽天証券でしたが、使いにくいのと、将来的に外国株式に興味を持った時のために、第三子は「SBI証券」でジュニアNISAを実施しました。

2020年の税制改正で、ジュニアNISAに投資したお金は2024年以降、いつでも引き出せるようになり、期間限定のつみたてNISAのようになりました。
つみたてNISAを40万円上限まで買っていて、枠不足で特定口座で投資をしている方でお子さんがいらっしゃる方は、
80万円枠が広がったのと同じようなものかと思います。

2022年内に入金すれば、枠が80万円増えますが、2023年になると、この枠は消えてしまいます。ジュニアNISAボーナス期の恩恵を少しでも多く受けるためには、年内に開始するのがおすすめです。