「投資信託」は、正しい知識で運用すれば資産は増えます。
間違った知識で運用すると、資産を失いかねません。
正しい知識をつけるために、一番近道で正しく理解できる3ステップをご紹介します。
インデックスファンド・ノーロード一択
分散投資(株式と国債(現金でもOK))の重要性
リバランスの重要性
長期運用の重要性
ドルコスト平均法で利益がでる仕組み
【1ステップ】「投資信託」を理解するには「良本を読む」
「投資信託」の全体像を掴むために、最初に本を読むことをおすすめします。
理由は、1冊まるごと読むことで、「投資信託」の全体像が掴めるからです。
全体像を掴むことは、どれだけクオリティの高いYouTubeやブログでも難しいです。
筆者によって価値観が違うので、考え方が偏らないようにするために2冊以上読むといいと思います。
山崎元さん「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」
山崎元さんの「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」は、amazonのプライム会員ならスマホで無料で全文が読めるのでお勧めです。2017年末に発売された本なので、少し情報が古いのですが、「投資信託」「資産運用」の全体像を把握するには最適だと思います。
論調が断定的なので、この本一冊しか読まないと、知識に少し偏りが出てしまうかもしれません。
内藤忍さんの「1000円投資習慣」
内藤忍さんの「1000円投資習慣」は、実際に「つみたてNISA」を始めると思ったときに特に勉強になりました。
販売されたのが2017年7月と、こちらも少し情報が古いですが、考え方の基礎を把握するのには読みやすくて良本だと思います。NISAなど最新の情報は、YouTubeなどで学ぶといいと思います。(2ステップ目で解説)
両@リベ大学長の「本当の自由を手に入れるお金の大学」
2020年6月に発売された、お金の勉強では今最も有名な両学長の本です。
【2ステップ】「投資信託」を理解するには「YouTubeを見る」
本で基礎知識をつけたら、次のステップとして動画を見ることをお勧めします。
私のお勧めYouTuberは、こちらの2名です。
- 両学長
- 井上ヨウスケさん
お金の勉強の超有名人、両学長の動画
両学長はお金の知識が深いだけでなく、最新の情報も常に勉強されている方だと思います。
勉強したいと思っている人に寄り添った解説してくれます。
適当なことは一切言わない、FP井上ヨウスケさんの動画
ファイナンシャルプランナーの方で、資産運用について深い知識をお持ちの方です。
解説も、最新の情報をしっかり調べて裏付けをとってから丁寧に解説されていて、勉強になります。
私はこれらの動画を見て、子ども3人満額でジュニアNISAを始めました。
この2名の動画以外にも、
証券会社の口座開設方法や、おすすめ銘柄の選び方などわかりやすい動画はたくさんあります。どれを見ていいかわからないときは、再生回数が多いものから見ていくといいと思います。
【3ステップ】「投資信託」を理解するには「小額で実際に投資してみる」
知識が固まったら、実際に投資をしてみましょう。自分のお金が動いていると思うと、一気に集中できます。
例えば「毎月1,000円を3カ月投資してみる」などすれば、値動きの見方を学べます。
お金を使って投資するのが不安な方は、楽天やドコモが「ポイント投資」というサービスをしています。
貯まったポイントで、小額からでも投資ができるというサービスです。
実施するのにおすすめの証券会社は、
「つみたてNISA」は楽天証券、
「ジュニアNISA」はSBI証券です。
理由の詳細は、記事を読んでいただければわかりますが、
つみたてNISAは楽天証券で実施すると楽天カードで支払えば1%がポイントで戻ってくるからです。
ジュニアNISAは、SBI証券の方が手順が単純でわかりやすく、投資できる対象も増えるからです。
https://zakki.women-be-ambitious.com/%e3%80%90sbi%e8%a8%bc%e5%88%b8%e3%81%a7%e3%82%b8%e3%83%a5%e3%83%8b%e3%82%a2nisa%e3%80%91%e5%85%a5%e9%87%91%e3%81%8b%e3%82%89%e5%95%86%e5%93%81%e8%b3%bc%e5%85%a5%e3%81%be%e3%81%a7%e3%81%ae%e6%89%8b/
私自身の設定
参考までに、投資信託の内容を公開します。
ファンド
インデックスファンドの、ノーロードから選択しています。
つみたてNISA(満額)
妻(私)
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」
夫
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」
ジュニアNISA(満額)
子ども(5歳、3歳、0歳)
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」
分散投資(株式と国債(現金でもOK))
私は、株式と現金を両方持つことで資産を分散させています。
今回のコロナのような大きなショックがあったとき、投資信託は一時的に3割は減少する可能性があるとみています。長期運用なので減少しても戻ることはほぼ間違いないのですが、念のため現金も一定の割合を維持しておくことで、万一の最悪の事態を防げると考えています。
リバランス
ジュニアNISAを3人分満額で実施しているので、リバランスを考えないと投資信託の割合がどんどん大きくなっていってしまいます。
今の投資の比率は米国株式にかなり比重を置いているので、定期的に預金と全世界株式と米国株式のバランスを見直し、購入割合を変えていく予定です。
長期運用
ジュニアNISAは2024年以降いつでもおろすことができるようになりましたが、せっかくの非課税運用枠なので、困ったことがない限り、長期で運用する予定です。投資信託は長期で持てば持つほど効率がいいので、利益がかなり出たとしても、現金が必要な局面にならない限りはおろすことはありません。「ドルコスト平均法」で利益がでる仕組みを学んでから、この考え方になりました。
まとめ
端的に言うと、一定の貯金は置いておきつつ、インデックスファンドを非課税枠(つみたてNISA、ジュニアNISA)で実施するのが、資産を増やせる勝ちパターンだと思います。
正しい知識を持って、最適な資産運用をしていきましょう。